「このサプリ、すごく効きました!」「〇〇を使ったら治りました!」
発信やチラシにこういった表現をいれてしまっていませんか?
SNSやWEB制作で効果を伝えたいと思うあまり知らず知らずに薬機法に抵触する表現を使ってしまうケースは少なくありません……
今回は、特に気を付けたい表現について3つご紹介します。
NG表現を避けながら”伝える”方法とは?
薬機法では、特に注意すべき表現は「断定的にしない」こと。
本記事では、NG例とその理由・さらに安心して使用できる”言い換え表現”を初心者にもわかりやすく解説します。
NG表現「治る」「改善する」「効く」
「このサプリで肩こりが治りました!」「飲んですぐに効きました!」など、効果を断定するような表現は薬機法上NGとなります。
サプリメントや健康食品・化粧品は医薬品ではないため、治療や改善効果を保証するような言い回しはできません。このような表現は見た人に「医薬的効果がある」と誤認させる恐れがあるため、誇大広告や景表法違反にもつながる可能性があります。
言い換え表現としては「〇〇が気になる方に」「〇〇をサポート」「〇〇な毎日を応援」など、やさしい言葉にしてあげる工夫が必要です。
NG表現「腸内環境」「肩こり」など身体部位をふくむ
サプリメントや健康食品など医薬品ではない商品で「肩こりに効く」「腸内環境を改善」「便秘がよくなる」といった身体の特定部位を対象にした表現は薬機法上NGです。
特定の身体部位に対する効能効果をうたうことは医薬品的効能の暗示とされるため、医薬品ではないものには使用できません。
言い換え表現としては、「すっきりを応援」「食生活の乱れが気になる方へ」など体感や状態の変化をぼかした言葉にする必要があります。
NG表現「副作用なし」「絶対安全」「誰でも安心」
「副作用ゼロ」「どなたでも安心」「100%安全です」など安全性を断定する表現も薬機法上NGです。
体質や使用環境によって個人差があるため、絶対的な安全性を保障することはできません。また、「赤ちゃんにも使えます」「妊娠中も安心」といった言い回しも誤解を与える可能性が高く、行政から指摘を受けることがあります。
言い換え表現としては「やさしい使い心地」「〇〇を控えてつくりました」など過度な断定を避けつつ、特徴を伝えることが有効です。
断定をしないで伝える工夫を
薬機法では、「効く」「おなかの調子がよくなる」「絶対安心」など断定的な表現はNGとなっていますが、言葉を工夫すると伝えたい想いをしっかり届けることができます。ルールを守りつつ信頼される発信を心がけていきましょう。
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